JIYUの主な活動
JIYUでは、不用品を再利用・活用するために、全国の皆様から寄付をして頂いております。
「使わないけど捨てられない。」そんな思い出の品を、今まさに必要としている子供達のもとに、皆様の思い出と共に届けております。
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現地では高級なランドセル
日本では、卒業して使わなくなったランドセルを、大切に残している方が70%という統計が出ています。
そのランドセルが現地では、「高級な革で作られた丈夫なバック」として認識されており、現地の子供達には手の届かない物です。
実際、アジアの中心地では中古品が1個約1万円で売られていることもあり、現地の一般家庭の経済状況では、簡単に買える物ではありません。
JIYUが直接現地に届ける理由
現地への郵送は行っておりません。全て投稿し、現地での手渡しで届けております。
手渡しにこだわる理由は、「想い」も手渡しで届けたいだけでなく、輸送コストの問題があります。
現地への輸送費は、コンテナ1つで約20万円という莫大な金額がかかります。これでは現地にその20万円を届けた方が良いことになってしまい、本末転倒です。
他の不用品団体と違うポイント
(株)Japan Grace様、JFE物流(株)様の2社に海上輸送無を償協力して頂き、現地までの輸送コストをカットしています。また、国内からの旅行者・駐在員の方にも協力頂き、海外渡航時に不用品をハンドキャリーに入れて頂くことで輸送費をカットしています。詳細はPOSTMANの項目をご覧下さい。
営利目的のリサイクルショップが運営している団体が多い中、当団体はボランティアのみを行う完全な非営利団体であり、役員・スタッフは全て無報酬、自費で活動しています。また、寄付された品や寄付金の全てをボランティアに使用し、その情報を開示することで透明性を保っています。
学用品が現地に届くまでの流れ
1 皆様から文房具・ランドセル・不用品のお預かり
文房具・ランドセル・ピアニカ・縄跳び・リコーダーなどの学用品は、お預かりして現地に直接届けています。学用品以外のリサイクルできる不用品は、寄付金に換金させて頂き、全額を現地に寄付いたします。
2 文房具(学用品)の仕分け・リサイクル品(学用品以外)を寄付金に換金
お預かりした文房具は、当団体で定期的に開催する「文房具仕分けイベント」にてボランティアスタッフが種類別に分けたり、一本一本使用可能かどうか等、全て確認作業を行っております。その他のリサイクル品については、現地の学用品を買うための寄付金に換金します。
3 倉庫にて保管
必要なものを現地に運ぶ「POSTMAN」や、「海上輸送協力企業」にお預けできるように段ボールに詰め合わせます。
4 POSTMAN・海上輸送協力企業へ受け渡し
箱詰めされた学用品は、茨城県の倉庫か空港で海外旅行が決まったPOSTMANへ受け渡しをします。また、海上無償輸送協力企業への受け渡しも行っており、この場合は現地の港からカウンターパートナーであるNGOを通じて学校や施設へ届けてもらう手配を致します。
5 海外旅行と共に現地の子供達へ
寄付頂いた文房具などは、郵送ではなくJIYUスタッフやPOSTMANが直接現地に届けております。他NGO・NPO団体の皆様、学生団体・サークル旅行、個人旅行・現地で働いている皆様も、自由時間を使って無償で参加して頂く事ができます。
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NPO法人 JIYUを使ったSDGsの達成
Sustainable Development(持続可能な開発目標、SDGs)は、2015年に国連にて採択された2030年までに達成を目指す国際目標です。
持続可能な社会を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。
日本にて不用品を回収し、開発途上国の子供達に学用品を届けるPOSTMANプロジェクトは、SDGsの17ゴールの内、7つのゴール達成に貢献できます。
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